こんばんは。
紅あーコンビの会見を見て、会見でこんなにも好感度があがるコンビがいるのかと思いました。
以前も書きましたが、私自身、紅ゆずるに対しては2番手時代の方が良かったと思っております。しかし、紅あーコンビは宝塚1のコンビ芸を魅せてくれるトップさんで、関西人夫婦のようなお似合いコンビだと思っています。この2人は、2人でトップに成るべくしてなったと言えます。
お二人の会見を読ませて頂き、とっても愛に溢れた素敵なコンビだな〜と思いました。
私は、トップ娘役は絶対にトップスターに寄り添わなくてはならないとは思っていません。色んな形のコンビがいて良いと思います。が、5組中1組は寄り添い型がいてほしいと言う希望もあります。今の宝塚で、それに当てはまるのが紅あーだと思います。1世代前だとちぎみゆですね。
例えば今の5組をみてみると、
花組は優秀×優秀コンビ。それぞれが何でもできて、お互いがどう、というよりも、男役リーダーと娘役リーダーが協力して花組というチームを作っている、という感じ。男女混合部活に所属していた人は、男子部長と女子部長がいたと思うのですが、そんなイメージです。コンビ芸としての魅力はあまりない。
月組は、たまさくはまだ分かりませんが少なくともたまちゃぴは同士でした。2人ともがトップ。寄り添ってなんぼ、とかではなく、一人一人が輝いていました。ちゃぴが1人で真ん中を埋められる希少な娘役であったので独立タイプでした。しかし、独立しているからこそコンビになった時は、おぉ！豪華や！！と思える。そんなトップでした。
雪組は、とにかくにだいもんの歌唱力についていける人をトップ娘役にという劇団の意思が感じられます。コンビ芸としては、仲良し！て感じはしませんが、舞台人同士として尊敬しあっているのが分かります。だから実際、真彩ちゃんくらいの歌唱力があれば誰でもいいというのも現実。
宙組は、なんかまかまどに絶妙な距離感を感じるのは私だけでしょうか。お似合いじゃないわけじゃないんですが、なんて言うんですかね、絶妙に距離がある。。不思議なコンビです。
そんな中で星組は、紅あーじゃなくてはならない！という説得力がありました。得意不得意が一緒だったのが要因かもしれません。
2人とも実力としては微妙だけど宝塚らしさに長け、オリジナリティに溢れるタカラジェンヌでした。ANOTHE WORLDは間違いなく2人にしかできない代表作でしょう。
そして、どのコンビよりも仲良し感が伝わります。これは間違いなく星組という最も組を大切にする組で生え抜きとして育ったことが大きいでしょう。
ちぎみゆ・紅あーに続く、次期寄り添い型コンビはどこになるでしょうか。
みりはな・たまさくはそもそも就任時期が違うので、やはり雰囲気が異なります。だいきほは今から寄り添うことはないでしょう笑。まかまどは絶妙だし…。しかし礼真琴が誰かと寄り添うコンビ像を築くとは到底思えません。
どちらかといえば、柚香光や芹香斗亜、彩風咲奈あたりの方が可能性はありそうです。
会見を通して、今まで普通に「少し実力の足りないコンビ」として見えてなかった紅あーが「仲睦まじい素晴らしいコンビ芸を魅せる」コンビになりました。
残りの在任期間もしっかり2人から幸せオーラ頂こうと思います。
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