こんばんは。
本日は現在「ファントム」で大好評の雪組についてお話したいと思います。
歌唱力がすごいだとか、凪様とあーさのこれから、とかではなく、雪組の組織力について気付いたことを書きたいと思います。
現在の雪組は、雪組らしさの魅力をもつスターと他組の良さを持つスターが共存することでものすごい刺激とパワーを出しているのが魅力だと思います。
実際いわゆる"路線スター"をみてみると、
望海風斗(花組出身)→彩風咲奈(生え抜き)→朝美絢(月組出身)→永遠輝せあ(生え抜き)→綾凰華(星組出身)→縣千(生え抜き)
というように、各組出身者と生え抜きスターが交互に並んでいる状態で、また出身組もバラしていることで他組に染まらず雪組らしさを維持しつつ刺激を受けられるという状況にあると思います。現在ここまでバランスの良い組はありません。
雪組らしさとは何なのか、渋みと爽やかの融合であると私は言いたいです。生え抜きスターを見てみると、キラキラしてるだけではなく渋みがあるのが雪組生の特徴であると思います。これは月組に組替えになった月城かなとにも感じられる魅力です。彩風咲奈の青年なんだけどアダルト感や、永遠輝せあの少し憂のある部分とか、縣千の学年不相応な大物感の事です。
他のスターをみてみると、いつまでも花男の抜けない望海風斗は実力とオーラと色気で花組の良い部分をたくさん持ってきてくれました。朝美絢は、月組らしい圧倒的キラキラ感と確かな演技力が光っています。雪組生え抜きスターはどうしても渋さがついてしまう中で、あーさのキラキラ感/ギラギラ感はある意味浮いていて、それが彼女の雪組での差別化戦略につながっていて私はとても良いと思います。綾凰華もまた星組らしいスターオーラと魅せる力を持ってやってきました。やはり星組で上級生をみて育っただけあって、自分を魅せることを知っているのが強みであり、短い場面でもきちんと印象に残ります。
そしてこれだけ色んな組の良さを持ってきていながら、比率的に絶対雪組のカラーを変えられないというのがミソです。
組替えは、組替えした本人ももちろんですが周りの人も沢山の学びや良い影響を受けます。その刺激が今の雪組をバランス良く層が厚くみせているのではないでしょうか。
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