丸の内OLの観劇日記

20代会社員が宝塚について語ります!

星組「マノン」感想

こんばんは

 

本日は星組「マノン」ライブ配信を観劇しました。

感想を書いていきます〜!

 

まず、個人的な問題なんですけど、古くてご都合主義で進む話があんまり得意ではないということに最近気付きまして。

月城かなとの美しさだけで楽しめてしまったけれど「ダル・レークの恋」もストーリーは、??となっている間に終わってしまいましたし、今回も途中途中でご都合主義というか、??となる場面が多くて少し集中できなかったのです…。例えば、なんでマノン捕まってロドリゴ修道院でレスコーは無罪…?みたいな。ヴェネツィアの紋章」も個人的には刺さらずという感じです。

昔の作品が一括りに悪いというわけではなく、「あかねさす紫の花」とか「バレンシアの熱い花」とか大好きなんですけどね。

 

そして個人的にはもう1つ。愛月ひかる×有沙瞳でもっと大人の恋を期待していた……という少し期待外れだった気持ちです。

ポスターとかもアダルトな感じだったので、そういう恋愛かと思いきや、めちゃめちゃに初恋だったので気持ちがついていかなかったというか。

 

全体感想としては、もっと勉強してから観ろよ!て事なのかもしれませんが…こんな感じです。

それではキャスト別です!

 

ロドリゴ愛月ひかる

ちょいワル兄貴もしくは物凄く悪人の愛ちゃんでこそ良さが出ると思っていて。だから、ロドリゴは実はあまりハマり役ではなかったのかなと正直思いました。

とはいえ、真ん中で立った時の迫力と猪突猛進的恋愛に至ってしまった事への納得感を持たせる演技は流石のものでした。

大人の愛月ひかるが好きですし、礼真琴と共演するとそういうポジションになる方が多いかなと思いますので、次回はそんなお姿を拝見したいのが本音です!

 

マノン : 有沙瞳

芸達者だな〜と改めて感心しました。この前まで乳母だったのに、今回は初恋に心躍らせる少し思考弱めの美人。

特に見どころは、死に際だと思います!撃たれてからの震えと最後に目にいっぱい涙をためて、虚空をみつけて美しく亡くなっていく姿は素晴らしかったです。

 

ミゲル : 綺城ひか理

3番手役だと聞いてはいましたが、それにしても出番が少ない!!せっかくベンヴォーリオで注目度があがったのに…となりました。

フィナーレでは2番手位置でキラキラしていましたし、歌も演技も安定の実力でした。

 

レスコー : 天飛華音

こんなにも歌って踊って演技している姿を観るのは実は初めてでして、噂には聞いていたもののものすごく上手くて衝撃でした。9期上の愛ちゃんとも対等に芝居していました。さすがに歳上には見えないのでマノンの兄でありロドリゴより上というのは厳しかったですが…仕方ないです。

柚希礼音の血を引く、礼真琴の血を引く、星組の正統血統の天飛華音だと物凄く感じました!!熱くて実力確かで濃いめ。これからも楽しみですね〜!

 

キャスト別はここまでですが、本公演では組長・専科が入ってきて重鎮ポジに入り切れていない中堅が、作品を締める役割として活躍したり、ロミジュリで活躍の場が限られていた若手がダンサーや兵士で生き生きとしていて良かったなあと思いました。

 

3分割にしてもこれだけパワフルな星組次の本公演がますます楽しみですね!

 

 

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宝塚における"性"と"社会問題"

こんばんは

 

現在公演中の宙組公演「Deliciuex」。その中で際どいシーンがあるようで、賛否両論なようです。

私自身は東京公演を観る予定で、まだ観ていないのでこの場面に対する批評などはないのですが、今回はそんな反応などをみて宝塚における"性"、そして"社会問題"について思っていたことを書いていきたいと思います。

あくまでも一個人の意見であること、ご了承ください。

 

宝塚はトップコンビである男役と娘役、つまりは男女の恋愛の美しさを描く場所でした。

でもここ最近まだ物語の中心ではないけれど、LGBTも普通に描かれるようになりました。あまり昔のことを知らないので昔からあったらすみません。私が思い出せるのは、「A-EN」輝月・佳城カップル、「グランドホテル」ラファエラ・オッタニオ、「BADDY」スウィートハート、「I AM FROM AUSTRIA」パブロ×フェリックス。何故か月組ばかりなのですが…笑

そんな風に、男×女だけが美しい恋愛ではないと表現しているのは、ちゃんと時代の流れは沿っているなと思います。

 

そして違う"性"の問題が、際どいシーンや娼婦などの扱い。

宝塚、というかほとんどの舞台やテレビでは、秘部がうつることもなければ実際にそういうことをする事もありません。特に宝塚はキスシーンだって本当はキスしていないし、際どいといっても限度があると思います。だから宝塚で表現できる範囲であれば大丈夫なのではないかと思っております。むしろ危ないと感じさせるほどのものをみせることができるってすごいことだと思うんですよね…。デリシューみて意見変わったらすみません笑(というか演出変わったらしいですね)

 

そして娼婦の問題。日本物であれば花魁もありますし、名作と言われる「ミス・サイゴン」「レ・ミゼラブル」もヒロインが身体を売るシーンがあり、宝塚でも「1789」「エリザベート」でもそのような女性が登場します。

実際に当時そういう女性たちがいたこと、そのこと自体が貧困や悲しさの象徴であったというのは事実であり隠すべきではないと思います。というか話が成り立たなくなるので…

だから現代にも各地の社会問題として残る売春問題とこのような娼婦表現を一緒にして、教育に悪いと言ってしまうのはナンセンスだと思うのです。

ここで重要なのは、身体を売ることは決して幸せなことではないときちんと表現していること。

サイゴンのキムも、レミゼのファンティーヌも困って困り果てた末にそこにたどり着いてしまいますし、1789ソレーヌも生きるための苦肉の策、エリザのマダムヴォルフは若干楽しそうですがあの件が原因で皇帝夫妻の仲は取り戻せないほどの亀裂が入ります。

そのように決して良いことではないけれど歴史にあった事実として表現の仕方に注意することが必要であり、隠したりなかった事にする必要はないと思います。

 

同じように実際にあった過去の歴史と現代に残る社会問題の線引きが難しいといえば、黒人差別。

映画版「風と共に去りぬ」は配信や放送禁止になりましたし、ディズニーランドのスプラッシュマウンテンも黒人差別を彷彿とさせるという理由でアメリカでは内容が改修されるようです。

 

風と共に去りぬの問題点は、黒人奴隷を採用していた南部は南北戦争で負けるけれど、"それでも南部には良い時代があった"という描き方をしていることでしょう。黒人奴隷を肯定してるとも捉えられる描き方が問題です。

なのでもう少し事態が落ち着き、演出や脚本を工夫すれば再演はできなくもないかな?と思いますが、しばらくは無理でしょうね…。あとは、マミーの黒塗りもアウトでしょう。

マグノリアの花、さよならは夕映えの中で、など名曲も多く、レッド・バトラーとスカーレット・オハラは宝塚屈指の名役の2つですから、これから一生見れないのは寂しいなと思います。

 

「For the People」でも光ちゃんが黒人役として黒塗りでしたが、ああいうのもダメなんでしょうね…。作品自体は黒人差別に立ち向かっているけれど、表現方法がアウトなのか。日本人女性だけで舞台を作る中でどうしたらいいのだろう…という感じですが。

ラテンショーの日焼け肌は大丈夫そうですが、果たしてそれを黒人役として表現するとまた違う意味での差別となりそうで。難しいですね。

しばらくはアメリ南北戦争時代を取り扱うの無理でしょう。

今も根深く残っていますからね…ナチスドイツのように、過去を反省しユダヤ人差別を決して肯定せず時代情勢としてうまく取り込めるようになるといいのですが。

 

そして最後に、女性活躍推進について。これ実はずっと思ってた事なんです。

各所で最近は"自立型娘役"が人気と言われています。もちろん筆頭は愛希れいか。ちゃぴの活躍が娘役のデフォルトを変えました。

でも1歩下がる娘役よりも、1人のスターとして隣に立っている娘役トップが好きという人が増えたのは、一概に宝塚だけの影響ではないと思います。

 

日本における美しい女性像というのが、一昔前は、慎ましく男性の一歩後ろを歩く女性であったのが、現代はそれは女性差別の1つと認識され、男性と同様に堂々と生きる女性が美しいという時代です。

もちろん宝塚の主役が男役であることには変わりないのですが、娘役(=擬似女性)が男役(=擬似男性)を引き立たせるだけに徹し一歩下がってお慕いするような姿よりも、後ろではなく隣に1人で立っている姿の方が美しいと思われる時代になったのではないでしょうか。

娘役が上級生になることは基本ないですし、先輩後輩としての尊敬が出ていれば十分なのかなと思います。だからこそ、ちゃぴのちょうど良さが時代とピタリと合って大人気娘役となったのかなーなんて思っています。

そもそも全員女性なので笑、男役が主役であり続けることに男尊女卑とかいう人は出てこないと思いますが、トップコンビの姿が理想のカップル像であるならば、トップコンビのあり方が時代に沿って変わっていくのも自然なのかなと思います。

 

少し重い話になってしまいましたが、最後まで読んでくださった方、ありがとうございました!

 

 

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瀬戸かずや・華優希に贈る

こんにちは

 

先日は花組アウグストゥス / Cool Beast千穐楽でした。VERDADから急いで帰宅し2幕から配信を観ました!千穐楽恒例の勝手ながら贈る言葉シリーズです。

 

まずは、瀬戸かずや。

誰が最後に2番手羽根を背負うと予想できただろう…という感じですよね。確かに「ポーの一族」以降は3番手ポジにずっといたのですが、限りなく路線に近い別格のイメージが強く、まさか2番手羽根を背負って退団となるとは思いもしませんでした。

 

私の中での印象は、歌・ダンス・演技といった個々の舞台技術はそこそこだけれども男役としての在り方を極めた人です。

低音ボイスに包容力、美しい燕尾の着こなしにリーゼント、男役を極めた上級生にしか出せない魅力がありました。

柚香光・水美舞斗はじめ皆んなが憧れた男役としての姿だと思います。どちらかと言えば爽やか少年路線の明日海りおが組替えしトップになり、アダルトお兄様系の蘭寿とむが退団・望海風斗が組替えしていった中で瀬戸かずやが下級生に魅せた姿は1つの男役の見本だったと思うのです。

DSでの話やNOS、退団したOGのSNSなどを見ていてもその人柄の良さといかに愛されていたかが伝わってきて、ジーンとしてしまいます。

 

そしてこの退団のタイミングも、惜しい気持ちもありますが、ベストな美しいタイミングだったと思います。

コロナ禍の中でお披露目公演の幕がなかなか上がらなかった若きトップを支え、立派に2作務め上げたところを見守って、自身も有終の美を飾り去っていく。2番手という立場に立った以上、長くいすぎると下級生の蓋になってしまうことも理解した上でのタイミングだったのかなと思います。

 

そんなあきらが残した最も大きな功績は、腐らずに努力し続ければその努力は実るということを証明した事だと思います。

下級生の路線スターに抜かされたから、組替えでカードの強いスターが降ってきたからって終わりじゃない。

自分にしかできないものを追い求め、役に向き合い努力をし続ければ、きっと良いことが待っていると身をもって示したことです。

もちろんみんながみんな"2番手羽根"にたどり着くことはできないと思いますが、それでも努力することに意味はちゃんとあると示し下級生に希望を与えたことは素晴らしい功績だったと思います。

そんな彼女を敬愛していた優波慧・飛龍つかさ・帆純まひろらは特に、たとえ正路線ではなくなり聖乃あすかに抜かされたとしても、明日海・柚香とは違う瀬戸かずやという背中を目指して進めば良いと明確な目標ができたのではないでしょうか。

そんな下級生に夢を与えるという、誰にでもできることではないけれど去る者として最も大切なことを成し遂げた花組の男役・瀬戸かずやへ心からのお疲れ様でした!という気持ちです。

 

そして華優希。

今となってはかなり前の「恋するARENA」の時期に書いたこの記事。

華優希ちゃんに対して思うこと - 丸の内OLの観劇日記

当時は、華ちゃん叩きが本当にひどくてみていて辛くなるくらいで、こんな記事を書きました。

 

そこから約2年。今ではこんなにもたくさんの人が退団を惜しんでいます。

これが華ちゃんの努力の証と言わずになんといったらいいでしょう?!

サヨナラショーでの見事なタップダンスのデュエット。根性バレエからあそこまで踏めるようになるには相当の努力があったはずです。

つらいこともたくさんあっただろうに、凛とした愛に溢れる千穐楽を迎えることができて本当に良かったと思っています。

 

確かに華ちゃんは歌もダンスも…と言われがちでしたが、もともと演技の人だったと思います。

人形のようなメリーベルに、少女〜老婆までを自然に演じたシャーロット、漫画から出てきたかのような紅緒、思い返せばどれも素晴らしかったですし、役を生きているタイプだったのでお芝居の中では歌やダンスが気になることもあまりありませんでした。少女〜老婆まで、人形〜お転婆まで、年齢や立場を問わずどんな娘役だってお手の物にしてしまうのは才能であり何よりの魅力だったと思います。

 

きっと最後に緞帳前で「柚香さん大好きです!」と言いたかったんだろうな〜なんて思いましたが、翌日から組む星風まどかの複雑な立場への同期としての気遣い、2人目以降の相手役という大変さを身をもって知っているからこそ、あそこではやめておいたのかな…なんて勝手に思っています。

 

横アリでは自信のなかった華ちゃんが、千穐楽では本当に堂々としていて、たくさんの努力をして自信を持って笑っている姿は誰よりも美しいと本当に思いました。

そんな華ちゃんの成長を見守ることができて良かったと、どんな立場?という感じですが、思っています。

 

 

瀬戸かずや・華優希花組の誇る「努力の人」

この2人が花組、そして宝塚に残した努力することの大切さと美しさは、今後も残ったみんなに引き継がれていくと思います。

2人をはじめ退団者の皆様、長年ありがとうございました!!

 

 

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星組「VERDAD!!」感想

こんにちは!

 

星組VERDAD!!」を観劇してきました!!

これはまさに、礼真琴の礼真琴による礼真琴のためのショー!!!それはそれは眼福耳福でした。

 

舞台が半円型で飛び出しているので、常に銀橋にいるような近さ!今回本当にラッキーなことに前のブロックで観劇しましたので、とにかく近い!テンションあがります。

ちなみに、私は舞浜まで車で行ったのですが、土日11:00公演の時は余裕で駐車場に停められます。アネックスという外の駐車場に停めれば劇場も目の前で1時間無料です。10:30〜14:00頃まで停めて1500円でしたので母と2人分の電車代より安く済みました。

出る頃には満車でしたので、2回目公演の際はお気をつけください。

 

1幕は主に星組の宝塚メドレーです。

最初の見せ場は、ことせお「セ・マニフィーク」のデュエットダンス!!金髪美女のせおっちが登場し、ミッキーさんの歌でダンス。これは見応えバッチリです。そしえそのままことせお同期トークタイム!けっこう時間取っていた体感でした。

ちなみに私の回では、「音楽学校の修学旅行でパン食べすぎて制服のベルトのピンが飛んでいった」という話していました笑笑 2人の楽しそうな息ぴったりのトーク、汗拭きながら爆笑するこっちゃんにキャラブレブレで面白すぎるせおのコンビ最高です。

 

そこから今年亡くなられた峰さを理さんの追悼コーナーを含めた星組メドレーに続きます。

この星組メドレーがまた厄介でして笑

後ろで当時の映像が流れるんです。そして手前で現星組生が歌って踊る。しかもその映像がかなりちゃんと編集されていてずれなく流れるんですよ。私が認識できたのは正直湖月わたる以降なのですが、映像の本公演映像を観るべきか手前のステージを観るべきか…どっちも観たいけど、視界にはどっににも入るけど"観る"となると、どっちかしか観れてないよーーーって

そして、ノバ・ボサ・ノバメドレーで1幕は終了!すっっごいパワフルでした!!

 

2幕は、J-POPにコントシーン、外部ミュージカルからの曲やディズニーメドレーと少し宝塚から離れて盛り沢山です!

 

私が観た回のトークコーナーゲストは、夕渚りょう・湊璃飛の2名。ディズニーに行ったら何に乗りたいかという話でした笑

こっちゃんカリブの海賊だそうです!そして、あの礼真琴さんが「ミッキーマウスは永遠のトップスター。振り向いた時の神々しさに涙出る」と仰っていたので、ミッキーマウストップスター説は公認ということで笑

 

YOASOBIの夜に駆けるを、本家と同レベルの上手さで歌う人初めて見ました。さすがです。

レミゼの「星たちよ」からのオペラ座の怪人The Phantom of the Opera」は、もはや外部でも今すぐ男役として外部出演できるのがはないかというくらいの素晴らしさなのに、アナ雪「Let it Go」や「Wicked」という女性の歌も高音も完璧に歌いこなし、J-POPのクウォリティも高すぎる。アンコールの「僕こそミュージック」も至高の領域でした。

恐ろしすぎる…礼真琴…!!!

fff以来の歌声を浴びる感覚でした。

 

舞空瞳は終始ものすっっっっごく可愛くて、やっぱり彼女はショースターだと思いましたし、

瀬央ゆりあは2番手として堂々と歌やダンスをこなしていてこんな頼りがいのある立派な姿になったことに感無量でしたし、

礼の金髪×瀬央の黒髪×天寿のピンク髪って最高ですよね!!!!という感じでした。

でも、なこちゃんせおっちのファンからしたら扱いが悪いと感じなくもないくらい"礼真琴"のコンサートなので、その辺りはご理解頂いた方がいいかなという感じです。

ロミジュリは役も少なくAB半分だった上に新人公演もなかった下級生が出番たっぷりで嬉々として歌って踊っていたのがとても幸せな気持ちになりました。星組には疎くて下級生の顔と名前が一致していない方も多いのですが、これを機会に覚えたいと思います。

 

とにかくに、礼真琴の才能をこれでもかと浴び続ける3時間でした。大満足です!!!

 

 

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次の組替えを大予想!宙マンネリは解消される?

こんにちは

 

1つ前の記事次の組替えは宙組が起点! - 丸の内OLの観劇日記がとてもたくさんの人に読んでいただけたようでアクセス数とランキングに驚いております…!ありがとうございます。

鉄は熱いうちに打て!ということで、本日はその続き、果たして実際に組替えが実行されるとしたら…?を予想したいと思います。

 

まず予想の前提は以下の通り。

・真風涼帆が「シャーロックの次」(2022年2〜5月頃)で退団

宙組トップ後任は芹香斗亜

・組替えのタイミングは2022年5〜10月のあたり

・路線スター内で学年下剋上はできない

水美>永久輝・鳳月>暁・彩凪>朝美より分析

・公演順は前後しない

・2025万博アンバサダーは動けない

 

それでは予想される2022年後期の各組の状況です。

花組 : 柚香・星風コンビ大劇場2作目(柚香4作目)

月組 : 月城・海乃大劇場2作目

雪組 : 彩風・朝月2作目後別箱

星組 : 礼・舞空4作目後別箱

宙組 : 芹香・潤コンビお披露目

 

前回の記事で書いたように星組はお披露目時点で真ん中3人を目新しくしていますので、愛月ひかるが退団を選ばない限り体制を変更することはないでしょう。

そして、花・月・も新体制を迎えたばかりですので正直まだ動かす必要はありません。

ポイントとなるのは、月城体制2作目が鳳月杏退団公演になりそうなことです。

ここでは一旦鳳月杏が月城体制2作目で退団する・愛月ひかるは礼体制5作以上退団しないという前提を追加したいと思います。

 

この前提を追加したうえで、各組のスター体制をみると、

花組 : 柚香光→水美舞斗→永久輝せあ→聖乃あすか

月組 : 月城かなと→暁千星→風間柚乃

雪組 : 彩風咲奈→朝美絢→綾凰華・縣千

星組 : 礼真琴→愛月ひかる→瀬央ゆりあ→綺城ひか理・天華えま・極美慎

宙組 : 芹香斗亜→桜木みなと→和希そら→瑠風輝

 

組替えの目的は、宙組のマンネリ解消がメインですので、そこを起点に考えていきます。

 

桜木みなとが動く場合】

 

花組水美舞斗も一緒に玉突きで動く場合可能性はあり。その場合は、マイティキキちゃんの希望で宙組に呼ばれてトレードという可能性も考えられる。

しかし現時点で3番手羽根の有無から、ずんちゃん>マイティ95期序列は絶対のため、ひとこちゃんの上にさらに強い人を連れてくる気がしないというのが本音。

 

月組鳳月杏が退団した場合2番手としてあり得るが、その場合は3作目で退団という月城かなとが短期トップであることがほぼ確定という状況と予想。いわゆる暁千星の蓋(=かつての早霧せいな状態)。ただこの月城3作の場合は、愛月ひかる落下傘の可能性の方が高いため微妙。

短期ではなく暁千星が代わりに宙組へ行くトレードのパターンの場合、瑠風輝も玉突きで動く可能性が高くなる。その場合はバランス的にかな…?

 

雪組朝美絢とバッティングするため可能性は低い。トレードも考えられるけれど、一度組替え経験しているあーさを再度動かすとは考えづらいし、ほぼ同立場の2人をトレードしたところで2度目の組替え&宙組生え抜きトップの可能性を逃すのが果たしてメリットなのか?また、朝美絢が2番手羽根を背負った場合、上に降れなくなるので、「Fire Fever!!」で羽根背負った時点で同時に同じ組にいる状況はなくなる。

 

星組→ことせおに3人目は考えづらいうえに、愛月×桜木再びしかも2.3番手というのも考えづらい。この場合は、愛月ひかるが同時に動いて束の間でも同期3人体制をとるか、瀬央ゆりあが玉突きで動く場合。その場合はが可能性高そうですが、こっちゃんの下なら許せてもあーさの下は許せないみたいな層がいそうなのが…笑

 

和希そらが動く場合】

 

花組永久輝せあが東上主演をしていた場合その下に、していなかった場合上にくることになるが、どちらになっても誰も幸せにならないし、VISAのひとこが動く可能性は低いので、ほぼなし。

 

月組鳳月杏が退団した場合2番手格としての組替えが可能。こちらも暁千星が東上主演を果たしているかで状況は変わるが、玉突きでありちゃんも異動の可能性もある。予想としては宙組に動き、さらに玉突きで瑠風輝も動く。その場合はやっぱり花・のどちらかかな。

 

雪組3番手位置にスムーズに入ることができるため最も可能性は高いものの、宙組でそのまま瑠風が上がってもマンネリ解消にはならない事から何人かが玉突きとかで動かなくてはならない。

あやなは2回目・はアンバサダーのため動かしづらいので雪からではなく99期トリオの内1人が風吹かし要員で動くかなと思いますが立場が絶妙に紫藤りゅうとかぶるので…うーん。

 

星組瀬央の下・トリオの上という微妙な立ち位置かつさらに路線増やしてどうするんだ…という。この場合は、天華えまが動くことがマスト。その場合はやっぱり宙組であり瑠風輝が玉突きでパターン。

 

という事で各パターンを考えてみたわけですが、桜木みなとが動く可能性はやはり低く、和希そらが動くと回り回って玉突きで瑠風輝も動くという可能性が出てきました。この2人を動かすということはイコールで桜木みなと1人で宙組初生え抜きトップの可能性を背負うことになるので重荷ではあるのですが…。

 

という事で、私の思う可能性が高い動きは、

 

和希そら、月組

暁千星、宙組

瑠風輝、花組or雪組

 

和希そら、星組

天華えま、宙組

瑠風輝、花組or雪組

 

の2択かな、と思っております!!

ちなみに、飛龍つかさが別格コース・綾凰華が正路線コースが確定となった場合、瑠風輝の異動先は花組の可能性が高いと思います。わざわざから逃したあやなを98期正路線同士での被りはさせないかな…と思いますので。

 

全てはあくまでも私の想像の範囲ですので、あしからず。笑

長かなってしまいましたが最後まで読んでくださった方、ありがとうございます!

 

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次の組替えは宙組が起点!

こんにちは

 

宙組大劇場公演「シャーロック・ホームズ / Delicuex」が始まりました。

私は正直、真風涼帆は「アナスタシア」の次で退団すると思っていたのですが、一向に退団発表はなく、さらに相手役の星風まどかの方が異動になり、あっという間にその「アナスタシアの次」が始まってしまいました。

となれば今度こそ「シャーロックホームズ」の次で退団すると思うので、ホームズの宝塚と東京の間の日程は公式をドキドキしながら毎日覗くことになるでしょう。

 

1つ断っておきますが、決して退団してほしいというわけではありません。でも宝塚、特にトップスターというのは、人気絶頂みんなに惜しまれながら次世代に繋いでいく事が美しさの1つだと思いますので、既に2番手を本公演11作・6年間している芹香斗亜をこれ以上待たせるのが美しいとは思えなくて…。だから辞め時なのかな、と思ってしまうのです。

 

もしも本当に次回大劇場で退団となった場合、芹香斗亜が次期で確定でしょう。今まで花・星・雪・が空いたタイミングで毎回名前があがっていた現時点で最強候補ですし、他に立場を脅かす存在もいないので確定とみて間違いないと思います。

その場合は必ず組替えが起きると思います!

 

今までの風潮をみるに、組替えのタイミングは新体制が始まる時が多いです。

最近でいえば、花組新体制に向けて鳳月杏・綺城ひか理を出して永久輝せあを迎え、星組新体制に向けて紫藤りゅうを出し綺城ひか理・愛月ひかる・舞空瞳を迎えました。

ところが、現状をみるに雪組新体制・月組新体制は組替えなしでいくようです。は特に人不足かな…と思ったのですが、もしかしたら人員バランスよりも組のマンネリ化を防ぐために組替えが行われているのかなと思いました。

 

そのような視点でみてみると、

柚香光・華優希・瀬戸かずや・水美舞斗と真ん中4人が全員生え抜きかつ前体制から続投になるのであれば、聖乃あすかまでの間に1人存在感のある組替え生が必要となり取り急ぎ永久輝せあを導入。番手事情なども加味し、鳳月杏・綺城ひか理を組替え。

華・瀬戸の任期が新体制発足時には読めていたのであえてここで見慣れたメンバー4名で2作上演し星風まどかの導入と永久輝せあの昇格でマンネリを防ぐというのが花組今考えるとここまで決まっていた上での新体制スタートだったのかなと思います。

華優希退団の時点でここまで決定事項だったと思います。ちなみに以前こんな記事書いてます。

娘役人事の答え合わせ - 丸の内OLの観劇日記

 

月組は、月城かなと・海乃美月・鳳月杏・暁千星と真ん中が前体制からほぼ変わらないわけですが、肝となるのは鳳月杏ちなたまコンビ売りに徹していたお陰で、月城×鳳月がまだ目新しいこと。組替えしてからの別箱も全部離されていますし、見飽きたというレベルまでまだきていないと思います。さらに、瀬戸かずや・彩凪翔の退団から考えるにそこまで長くは居ないのではないか…と思いますので、花組同様3作目あたりで動きを持ってくればいいので現在は組替えの必要なしということでしょう。

 

雪組も新たな人材は入れずスライド方式でお披露目を迎える事が確定していますが、そもそも前3番手が一緒に退団した時点で真ん中4人の内3名が居なくなっているので自動的にフレッシュ感がでます。

今まで4番手だった朝美絢を2番手に、6.7番手の綾鳳華・縣千を3.4番手まで一気にあげた時点でだいぶ顔ぶれが変わった印象を持ちます。

 

星組は言わずもがなトップ娘と2番手を新しく組替えしてきているので真ん中3人の並びが今まであり得なかった並びの時点でしばらくこの体制で余裕でしょう。

 

そして問題の宙組そのまま新体制に突入したとして、芹香斗亜・潤花・桜木みなと・和希そらの並びは既にマンネリ感満載ではないでしょうか?

潤花は最近組替えして就任したとしても、今作と次作で既にトップ娘役として2作経験した後となりフレッシュ感はだいぶ薄れているでしょうし、なによりキキずんそらの並びが見慣れすぎているんです。だって既にこの3人が2.3.4番手で5作やっている事になります(O11〜次作まで)。しかもとは違い、途中で退団して体制が変わりそうな雰囲気のあるスターもいません。

 

そうなるとやっぱり宙組新体制となるタイミングで組替えがあるのではないかと予想します!!!

 

そうなると動く可能性第一候補は和希そらなわけですが、1人だけで動くとは思わないのでこの辺りの予想は長くなるのでまた今度。

 

とりあえずは、真風・潤全国ツアーが決まった事ですので、裏公演は誰主演の何かというのがポイントになると思います。

九州の多い全ツを凱旋餞別と取るか、全ツ取れなかったキキちゃんはまだ待ちと取るか、その辺りはこれだけでは判断できかねるので…。

2分割とも限らず、3分割で若手ワークショップや舞浜アンフィシアターとかでクリスマスショーも考えられます。

まずはここの出方を待とうと思います!

 

 

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たまさくにみるトップコンビの在り方

こんにちは

 

先日、月組トップコンビサヨナラ公演千穐楽が行われました。東京もあるというこで、わりと挨拶などもサッパリしていた印象です。

 

今回は今まで感じていたものの千穐楽で確信を得た珠城りょう・美園さくらのトップコンビとしての在り方を書いていきたいと思います。

 

サヨナラショーでの2人のデュエットは1曲(歌唱)のみ。

デュエットダンスもなければ、そもそもDCがデュエットダンスではなく珠城りょうと月男の絆の場面で終わるので、コンビ退団色よりもトップスターとしての退団の色の方が濃い印象です。

 

ご挨拶の最後に幕前に出てきた時も、綺咲愛里咲妃みゆ・真彩希帆華優希など最近のトップ娘役の退団時には、相手役さん大好きです!と愛を叫ぶのがデフォとなりつつありました。

それが、美園さくらは真っ直ぐにお客様への感謝だけ告げていたんですね。これは決して相手役を蔑ろにしたとかではありません。少なくとも私はそうは感じませんでした。

 

そもそも正直な話、5〜10期離れたトップコンビがプライベートでも1番仲良しなはずがないと思うんです。

舞台上では、時には恋人や夫婦として夢を魅せるだろうし、あれだけ一緒にお仕事をしなくてはならないので不仲だと困ると思うんですけど、別に大好きで仲良しで仕方ない!てほどオフの場面(といってもスカステなどの本当の意味でのプライベートではないけれど)での演出は不要だと思うんです。

 

だから、たまさまが2期上のちなつさんや1期下のまゆぽんと一緒にいる方が自然体で仲良さそうなのも、さくさくありちゃん・おだちんと一緒にいる方が伸び伸びしているように見えるのも、当然のことだと思うのです。

 

そういう意味で、たまさくは最も自然体なトップコンビだったと言えます。

舞台人として互いを尊敬し合い、舞台上では素敵な愛をみせるけれど、そこを降りたらあくまでも信頼し合う先輩後輩にすぎず、それぞれが組の中で自分の居場所をみつけて存在しているという印象。

 

だって正直まだ宙組にも馴染めていないのに、一所懸命10期上の相手役をヨイショしている潤花や、必死に尊敬して愛を伝えヨイショしているのに全然それを求められていない感じのする舞空瞳とか、ちょっとキツそうだなって視聴者ですら思うことあります。

 

美園さくらの若干の不思議ちゃんを微妙なツッコミを入れつつ見守る珠城りょうの姿は、もしかしたらトップコンビの見本ではなかったかもしれないし、ラブラブなコンビとは言えなかったかもしれないけど、若くしてきっと苦労も多かったトップスターと、偉大なる愛希れいかの後任として半ば叩かれながら就任したトップ娘役が、必要以上に繕わず素に近い状態でリラックスできる仲間と一緒にいられた事は良かったと思うんです。

トップコンビだから特別ではなく、月組の先輩・後輩としての居心地の良い距離感を保っている印象がありました。

 

私はそんな自然体なコンビ像があっても良いと思いますし、無理していない雰囲気の2人が好きでした。

ちぎみゆ・パッサァくらい無理なくラブラブだったらいいんですけど、全コンビがそうである必要はないかなと。

 

これから新しく、柚香光×星風まどか・月城かなと×海乃美月・彩風咲奈×朝月希和・真風涼帆×潤花というトップコンビが誕生します。

それぞれどんなトップ像になるのでしょうか?!

 

 

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