丸の内OLの観劇日記

20代会社員が宝塚について語ります!

月組「ETERNITA」感想

こんにちは

 

月組珠城りょうスペシャルライブ「ETERNITA」を観ました!!

12:00〜の回です。

 

自然体の珠城りょうを観れてよかった…と、すごくすごく輝いていました。

男役としての充実期を迎え、大切で気を許せる仲間と作る舞台は、本人にとってもそして私たちにとっても素敵な思い出となりました。

観てよかった…その一言につきます。

 

トップになってからの大劇場作品はサヨナラショーと被るからか、カルーセル以外は歌っていませんでしたが、

バウ時代〜新人公演〜主演別箱から思い出の曲を歌ってくれて、大満足な時間でした。

 

まず最初から!トップさんが、うさぎちゃんで出てくるなんて!!キュートすぎました。むしろ研13だからこそのキュートさ。

ありちゃんがバッディで来ていたらしいですね笑 あのサイズ感用の衣装なんですね笑笑

 

他のブログやSNSがちゃんとしたセトリを載せてくれていると思いますので、私は自分の印象に強く残っているところだけ。

 

鳳月杏がキャスティングされてから絶対やる!と思っていた「月雲の皇子」

映像でしか観たことありませんが大好きな作品です。

お衣装を方からマントのようにつけるという斬新な感じでしたが、歌い出した瞬間、木梨軽皇子の純粋さが溢れ出して涙しそうになりました。

佳城葵演じるティコとの場面も再現され、ヤスちゃん良かったね〜となりました。当時研1だったらしいのですが、あの頃の"何も知らない少年"感があの短い芝居でも見事に表現されないて、直後に死ぬこと思い出して胸がキューっとなりました。そして「美しい人」というだけでゆうみちゃんの姿を鮮明にを思い出し、あの作品の素晴らしさを再度実感しました。

また、木梨軽皇子と穴穂皇子に会えて、スターとしては成長しているはずなのに、あえてあの頃のままの2人をみることができて感無量でした。

 

次にロミオとジュリエット。フィナーレを見比べるとよく分かるのですが、2012月のバージョンだけ謎にポップなんです笑 そんな明るい作品だったか?というくらいアップテンポのフィナーレ。作品途中の世界の王なんかも1番勢いがあると思います。なので、その雰囲気をそのまま出していたのが、月組らしくて良かったです!!

あと新人公演シリーズで鳳月杏アンドレ私は未だにベルばらが1番好きなので、メインキャストが原作に合っているか否かにはけっこう厳しいのですが、ちなつさんは素晴らしいアンドレですね!!!再演しないかな〜でもれいこオスカルありオスカルも違うんだよな…

 

スカピンってどうも紅ゆずるのイメージが強いのですが、そういえばたまさまにとっても最初の新人公演ですね!

船出の場面はなんだかまるで本公演のようで、みんなすごくキラキラした顔をしていてうっかり涙しそうでした。

 

感動だらけの公演でしたが、私が1番感動してしまったのは、輝月ゆうまについて語ったところ。公演ごとに違う人のお話をされているようです。

さすがに一言一句は覚えていないのでニュアンスですが「ぽんちゃんは、昔から大人の役が多くて同期の中でもお姉さんの立場で、みんなより我慢や背伸びが多かったと思う。そういう苦労とかは見せないけれど、その経験があるから、こんな素晴らしい男役になったな〜と思います。ベンヴォーリオ役を演じているイキイキした姿を嬉しくみてました。」という内容。

まゆぽんといえば研4ヴェローナ大公への抜擢に始まり、月雲の先生、マックスまで、学年びっくりの役を与えられ、さらにそれを完璧に仕上げてくるから毎回すごい。

言われたように大変さを見せずにこなしてくるけど、それはまあ研4大公で10期上のモンタギュー・キャピュレット夫妻の上に立つ立場で、幕開きのソロもあるってしんどいよな…と。それってきっと自分じゃいつまでも言わない事だろうから、こういう場を借りて言ってもらうことで、ちゃんと頑張りをみてくれている人が近くにいたという事は(もちろんこんな公にしなくても本人は分かっていただろうけど)、嬉しいと思いますし、まゆぽんの実力が分かっているからこそこちらまで心温まる素晴らしい話だったと思います。

他のメンバーについて語ったのも観たかったな〜

 

観てよかった、心温まる公演でした。

サヨナラショー観たら今度こそ泣いちゃいそうです。

 

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雪組「fff / シルクロード」感想

こんばんは

 

雪組公演「fff-歓喜に歌え- / シルクロードを観劇しました。

こんなご時世に遠征なんて…とすっごく迷いましたが、万全に対策して行ってきました。

 

公演の感想以前に気になったのですが、大劇場で観劇の方、なぜ分散退場に従わないの?という事。

東京は、急用があり超急いで帰る数人を除き、みんな分散退場のアナウンスを座って待って、きちんと従っています。

ところが、大劇場はアナウンスが流れる頃にはほとんどの人が立ち上がって、みんな我先にと帰っていき残念な気持ちになりました。2階席だけだったのか、私が観劇した回だけだったのか分かりませんが、そこは従おうよ…と思いました。

 

さて、公演の感想です!

 

「fff」はウエクミワールド全開という感じでした。デビュー〜「神々の土地」までは、悲劇悲恋が得意な先生かと思っていましたが、「BADDY」「FLYING SAPA」そして今回の「fff」を観る感じ、本当はSFものがお好きなのかなと思いました。

 

天国にいる作曲家たちが登場して、水先案内人兼ガヤ担当というのが新しく、そういう使い方がウエクミ様だなとまず思いました。

まるで1本物を見たかのような充実感、たくさんのスターに役を与えつつもとっ散らかる事のない物語、途中勢いや話の流れに置いていかれそうになることも正直ありましたが、見事に回収する力。いやはや天晴れでございます。

 

ネタバレになりますが、

ベートーヴェンとナポレオンがロシアで語り始めた時には、「あれ?どういう事?」となってしまい笑、ナポレオンが死んだところでやっと納得できました…。

謎の女とは、不幸の具現化で、それも「運命」として受け入れて「歓喜の歌」になるというのは、もはやちょっと意味分からなかったけど笑、ウエクミ様だな〜と思いました。

たぶん私がこの強いメッセージ性と多少のSF感(感情の具現化・天上界・精神世界での対話)をすんなり受け入れられたのは、SAPAをみて本当にこの先生がやりたい事はこれなんだというのを理解していたからだと思います。

思い返せば、バッディ・グッディも、ミンナも思想・感情の具現化で、そういうことを表現したいからこそSFぽくなるのかな〜と考えたり。

でも次の「桜嵐記」はどちらかといえば星逢寄りかなと予想してます。

 

オーケストラがいないのでピガールでは、橋を架けていましたが、今回はオーケストラピットにオーケストラ役をいれて、指揮者のベートーヴェンがピットに飛び出るように設置された台座から指揮するという使い方をしていて、すごかったです!!

オーケストラの面々がピットから溢れ出る様子が、音楽の盛り上がりを表現していて、興奮しました。

 

この作品の私的ポイントは、ベートーヴェンと謎の女、つまり望海風斗と真彩希帆が「歓喜の歌」を作るというところだと思います。

2人が歌う事=歓喜であることはもちろんですが、この曲はお披露目公演の「SUPER VOYGER」で銀橋で歌った曲。

お披露目で歌ったあの曲に、退団公演で返ってくる。そういう懐かしさを思わせてくれる素敵でちょっと切ない気持ちが、宝塚っていいなと思いました。

 

続いて、ショー「シルクロード

生田くん、まだまだですなというのが本音。うーん、ショーとしては駄作だと思います。

砂漠の雰囲気を出したいのは分かるのですが、全体的に茶色い広めの舞台で場面毎のメリハリもない。少し飽きてしまう感じのする構成でした。

テーマショーにしたいのであれば、「クルンテープ」くらい統一して、場面にもメリハリをつけた方が良かったのでは…と。

 

だいもんが"青い薔薇"を持って踊るのは狙いすぎですよね笑 しっかりやられましたが。まさかみりだいがここで…!と。

そしてその薔薇を託し、持って踊る次期。

鉄板すぎですが、それでも良いのです。それが良いのです。

 

でも、Music is my lifeの場面の方がよっぽど退団ぽかったですし、SVやMRの方が良いショーだったと思います。

 

ショーの構成は微妙でしたが、だいもんにターバンが見たかった気持ちは分かります。

なんていうか、スターのスター性でなんとか持ってた作品かなと思います。

 

次はキャスト別を描きます!

 

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月組ダルレークは幻の次期体制…?

こんばんは

 

月組「ダルレークの恋」の配役が発表されました。再演ですので、過去のキャストや映像と合わせて既に期待が高まっているのが分かります!(私は過去映像見たことありません)

 

以前、振り分けが発表されたときにこのような記事を書きました。

月組別箱、振り分け発表! - 新卒レディの観劇日記

今回の別箱の振り分けは、珠城バウ→餞別ベストメンバー / 月城全ツ→次期体制と書きました。

 

ただいざ配役が発表されると、ダルレーク組があまりにも次期体制として出来上がりすぎている、完璧すぎるというのが逆に引っかかってきまして。

月城かなと・海乃美月の麗しき芝居コンビに、タイプの異なる生え抜き御曹司暁千星路線若手ついに研8風間柚乃。宇月・紫門よろしくしっかり脇を支えるべき育った月組の重宝する路線に近い別格夢奈瑠音・蓮つかさ次世代の宇月・紫門ポジ礼華はる・彩音星凪新公主演は逃しても実力で美味しいポジをもっていく蘭尚樹期待の娘役きよら羽龍に食らいつくさらに若手の実力詩ちづる

珠城バウに振り分けられた面々を除いた半分(実際には3/5くらい?)のメンバーだけで、こんなにも出来上がってるんです。

かつてここまでしっかりした体制で臨んだ別箱なんてあったか?レベルの出来栄え。

 

まるで次期月組の圧縮図のようだと思うわけですが、ここまで綺麗に並んでいると、むしろ崩れるのではないかという恐怖が湧いてきます。

そして半年後くらいに、「あぁダルレークの頃は良かった…」なんて言ってたりしないかしら…と。

 

というのも、トップが変わる時は組体制が変わる時というのが常。

基本的には、前任退団公演・プレお披露目・お披露目の3公演で人事異動を行い調整していきます。そして、その後3作程度は同じ体制で公演をし、4.5作目あたりで退団or組体制変更となるわけです。

今のトップスターで例を挙げると、柚香花組(城妃退団・永久輝・朝月IN・綺城OUT)、望海雪組(真彩・朝美・朝月・綾IN)、星組(舞空・愛月・綺城IN・紫藤OUT)、真風宙組(伶美退団・天彩・芹香IN・(愛月組替えは2作目))

これだけの異動が前任退団公演・プレお披露目・お披露目の3公演で行われていたわけです。

これからの花・はわかりませんが、少なくとも明日海(花乃・芹香仙名・柚香それぞれ)・早霧・望海・北翔・紅・朝夏・真風就任時に体制を整えその後3作程度はトップ周辺路線(相手役・〜3.4番手)のメンバーを変えずに公演していたわけです。

 

大抵新体制になる時は、2番手どうなるの?!その下は??(現在の次期雪組)のようになるので組替えで整えられるのですが、次期月組はすでに整ってしまっているんですね。しかも直近の大量組替えに全然関わっていないのに。

 

先程、新体制は前任退団公演・プレお披露目・お披露目の3公演で整えられ、その後3作程度はその体制を保つと言いましたが、実はこの例外が珠城りょう体制月組一気にではなく、ちょっとずつ変更を重ねることによって今の100周年後初の月組安定を迎えているのです。

振り返ってみると、

前任退団公演 : 凪七OUT

プレお披露目 : 轟悠降臨

お披露目 : 朝美OUT

2作目 : 月城IN

3作目 : (宇月・早乙女退団)

4作目 : 愛希退団

5作目 : 美弥退団・美園就任

6作目 : 鳳月IN・月城昇格

7作目 : 動きなし

というイレギュラーさ。他の組でも退団者や組替え者はいますが、これだけコロコロとトップ周辺が変わっている組はありません。

 

そう思うとこのダルレークの安定っぷり&幽霊刑事の手厚さって裏を返せば珠城りょうと月組生の苦労の結晶なわけで、ますます崩れてほしくないと思ってしまいます。

 

月組の事だけ考えればそれでいいですが、実際はいつまでもひとこちゃんが4番目なわけないよなとかあやなちゃんがありちゃんを抑えて3番目位置はないよなとかそもそも宙組詰まりすぎとかあるわけで、やっぱり月組も含めた次期雪組次期月組に向けた動きがあるのかな…なんて。

しかもこれから、動きがあるとされる前任退団公演・プレお披露目・お披露目の3公演が控えてると思うとますますここで動くんじゃないかなって思います。

 

今の月組が大好き。何かが発表されるその日まで、いや、珠城りょうが退団するその日までしっかりこの充実した月組を噛み締めようと思います。

 

 

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花組「NICE WORK IF YOU CAN GET IT」感想

こんばんは

 

本日は2021年観劇初めでした。

いつ舞台がまた閉じられるか不安の中、無事に初日の舞台が開いた事、初日の舞台を観劇できたことに感謝します。

 

花組「NICE WORK IF YOU CAN GET IT」とっっっても楽しかった〜!!!

ガーシュウィン兄弟の名曲に載せて〜とありますが、宝塚のショーでも使われていた音楽も多いですし、他にもCMなど何処かで聞いたことある曲というのが盛り沢山です。

 

ネタバレ含みますので、嫌な方はここから先は読まないでください。

 

まず海外ミュージカルあるあるの開演前に音楽が流れるのですが、そのメロディーから楽しいですし、「みなさんようこそ〜柚香光です」という恒例のご挨拶もテンション高め。

幕が上がる前から、この作品は楽しいぞ〜!!と期待できました。

 

舞台は宝塚の大好きな(笑)禁酒法時代アメリカ。スパークイージーの場面からスタートしますが、ワンスとは違って終始とても明るいです!

あの時代独特の髪型に衣装、そしてこれぞブロードウェイミュージカル!というようなアップテンポの数々。

また、1幕で伏線を敷き、2幕前半でホロッとさせ、2幕後半でグワーっと全部を一気に回収していく爽快さ。

れいちゃんあきらさん(最上級生)も初日挨拶では「この公演で笑っていただいて免疫力をあげてください」というようなことを言っていましたが、本当に元気の出る公演でした。

 

話の雰囲気は「ME AND MY GIRL」に似ていてタップもあります。2019タカスペでのれいはなミーマイはとてもキュートで、この2人で観たい!と思った方も多いと思いますが、その夢が叶ったような気持ちになりました。

 

それではキャスト別感想です〜!

 

ジミー : 柚香光

海外ミュージカルとの事で、歌が心配でしたが全然問題なし!上手くなった、というよりは、「オペラ座の怪人」のような歌い上げる系ではなく、ディズニー映画のような自然な流れで歌が入ってくる感じでしたので、演技力でカバーできていました。これは華ちゃんにも同じ事が言えました。

れいちゃんがジミーである事の説得力が素晴らしかったと思います。かっこよくてモテる、ただちょっと頭が弱くて家業は継がせてもらえず遊んでいるおぼっちゃま。とにかく自然なんです。そこに本当にジミーがいるような、そんな演技ができる所が好きです。

タップダンスも多いのですが、余裕な表情で完璧に踏んでいる姿がかっこいいこと…!!

少尉や道明寺みたいに代表作となることはないかもしれませんが、とても良い役に巡り会えたのではないかと思いました。

 

ビリー : 華優希

紅緒もでしたが、こういうお転婆ガール演らせたら天下一品ですね!!今回も最高にキュートでした。

少年のような汚いダボダボ衣装もドレス姿も全部可愛く仕上げてくるのは流石だなと思いましたし、酒の密造をする貧しい生業なので言葉遣いも悪いのですがそれでも下品には見えないというのも流石です。

恋してトロ〜→はっ!そんな場合じゃなかった→とりあえず踊ろう歌おうニコニコ→戻ってプンプンみたいな感情の動きがコロコロ表情に出るのが、とても可愛いし上手だな〜と感心してしまいました。

華ちゃんって実力が…と言われがちですが、メリーベルもシャーロットも紅緒も、華麗に纏めてくるわけですから大したものですし、今回のジミーもまた彼女の良い役の1つとなりました。

結婚お祝いの場面が好きです!

 

クッキー : 瀬戸かずや

あきらの役名がクッキーというだけでなんかもうツボでした笑 アイリーンにビスケットォ〜と呼ばれても返事しちゃう。

密造酒チームのリーダー格で、年下2人をからかいつつ見守り美味しいところはもらうといったthe瀬戸かずやの役どころ。2番手ポジというよりも本来の彼女の限りなく路線に近い別格ならではの良さが出ていた気がして、冬星よりもイキイキしているように見えました!

そして今回は組長・副組長ともに別チームで最上級生のため、組長代理ご挨拶も担当。

 

アイリーン : 永久輝せあ

挑戦でしたね!女役ということは知っていましたが、あんなに馬鹿な役だとは思わなかった!笑

今まで聞いたことのないような高い声で歌いしゃべり、後に「ダンスなのか発作なのか分からない」と言われてしまうようなダンスの動きも面白くて、コメディ作品の中でも1番笑いをとっていたと思います。あのひとこちゃんが作品で1番笑いをとるなんて感涙です。

お風呂のシーンで歌うのはとてもキュートで、そして細い!あまりにも細い!でも娘役と並ぶと大きい!

初の女役(ショー除く)というだけで挑戦だったと思うのですが、初のコメディメインキャストに、パッパラパーな役でしたし、トップコンビの恋敵なのに嫌いになれない役どころというのも美味しく、後にあの作品からひとこちゃん変わったよねと言われるものになるのではないかと思います。

今作品のMVP!

 

ベリー署長 : 汝鳥伶

エストニア公爵夫人 : 鞠花ゆめ

マックス上院議員和海しょう

脇をしっかり固めてくださったおかげで、公演がミュージカルとして成り立っていて、やっぱり上級生の力は絶大だなと感じました。

 

デューク : 飛龍つかさ

ジェニー : 音くり寿

メインキャストに実力派の2人がいた事で、ミュージカルとしての質がグッと上がったと思います。演技も歌も上手です。特に音くりちゃんは独自路線を猪突猛進しすぎてどこまでいってしまうの…という感じ笑

この2人がこちらに振り分けられた理由は、観れば分かります。

 

幸いにももう1度観るチャンスがありますので、コロナによって幕が閉じないように祈りながら、楽しみにしたいと思います!!

 

 

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2021 新人公演を大予想!!

こんばんは!

 

前の記事でも書きましたが、小川理事長は2021年春から新人公演と生オケを再開したいとの事。

これからのコロナの状況により、本当に再開できるかは分かりませんが、この挨拶でわざわざ言及したということは、かなり可能性が高いと考えて良いと思います。

各組新体制が始まる、始まったばかりの中で、若手育成を止めるわけにはいかないのも事実ですし、おそらく本当に再開するでしょう。

 

既に公演の始まっている宙組「アナスタシア」雪組「fff」の新人公演は開催されず、新公をしないと発表済みの星組ロミオとジュリエットもなしなので、春からというワードからも4/2に初日を迎える花組から再開されると考えられます。

大型ミュージカルのアナスタシアとロミジュリ、だいきほ退団のfffが出来ないのは残念で仕方ありませんが…。

 

最後の新人公演を失った100期生の救済をして欲しい気持ちはありますが、そうするといつまでもずれ込んでしまうのでないでしょうね…。

私は個人的に蘭尚樹・優希しおんを応援しておりましたので、2人にラストチャンスを掴んで欲しかったので、とてもとても残念です。スケジュールがそのままであれば、まおまおは桜嵐記、キヨはアナスタシアが取れたのでは…と思わずにはいられません。

 

ということで、新人公演が再開されることを祈って主演を予想していきます!!

過去の礼真琴・柚香光・真風涼帆なんかをみていると既に3番手でもおかしくない研7という学年。

新体制が始まり、各組が一気に動くと思うので、新人公演の経験が大きく関わってきます。その辺りも含めると、5.10年後の未来ではなくもう直近に関わってきますね!

 

まずは花組アウグストゥス-尊厳ある者-」の予想。

こちらは大本命の聖乃あすかが新公を卒業。100期2人目の一ノ瀬航季も卒業。

侑輝大弥あたりにチャンスが回ってくるでしょうか…まだ102なのでラストチャンスというわけでもないですし、大本命は研5になる季波らいとでしょう!研5となれば早すぎる事もないですし、3回くらい主演させたいとなればそろそろでしょう。

娘役は大激戦。都姫ここ・美羽愛が2回目を取ってくるか、あーちゃんの妹美里玲菜も一度くらいは取るでしょうし、あとは本命であろう空美も候補の1人です。

花娘はまた上手に育てられたら輸出されていくんでしょうね…

 

続いて月組「桜嵐記」。退団公演の新人公演って大切ですよね。

こちらの本命は、礼華はる・きよら羽龍のやり直し。ただ、ぱるるに一応1回与えている程なので、同期の彩音星凪にラストチャンスを与えるかもしれません。男役はこの101期2人のどちらかと考えて間違いないと思います。

娘役はこちらも大激戦。天紫珠里・結愛かれんがラストチャンスで2回目の主役を取ってくるか、はたまた白河りりが2回目をとって頭ひとつ抜けるのか。蘭世惠翔がついに主演をGETするかもしれないですし、咲彩いちご・詩ちづる・静音ほたるあたりのWTTソロ組に主役がまわってくるかも。

 

次に宙組「シャーロックホームズ」潤花のお披露目です。

本命は、鷹翔千空・花宮沙羅でしょう。男役は、亜音有星・風色日向あたりにも回したいところでしょうが、コッティがラストチャンスである事を考えるとほぼ確定かなと。

娘役は、愛海ひかるが新公学年ではない手前、他には思いつかないのですが、他の娘役が抜擢されることもあり得るかもしれません。

宙組はとにかく詰まってるんですよね…

 

雪組CITY HUNTER彩風・朝月コンビのお披露目です。

男役は間違いなくラストチャンスの縣千でしょう。最近の本公演(ワンス)・別箱(炎のボレロ、パッショダムール)での扱いを考えても、育成に相当力を入れているのは明らか。同じ新公1回組でも諏訪さき・彩海せらに階段降りで差をつけ、綾鳳華にも差をつけさせずにここまできていますから、新人公演が1回のみで終わるはずありません。

娘役の本命は夢白あや朝月の次のトップ娘役だとして、既に新公ヒロ・バウヒロを経験しているので、次にどこか(朝美主演かな)で東上ヒロを取れば、最後に朝月退団の時に新公ヒロインをとればいいので、他に回すかもしれないなとも思います。

その場合は、花束ゆめに回ればいいなと思いますが、そろそろ105期の1人目として音彩唯が出てくるかもですね。

 

最後に星組(演目未定)。おそらく2本物がくると思います。

こちらはおそらく天飛華音でしょう。碧海さりおに2回目、つまり瀬央ゆりあ以上の扱いを与えるとは思えないので…。

ヒロインは水乃ゆりが2回目をとり、同期支え枠を確立していくかなと思いますが、どうでしょうか。

 

兎にも角にも、本当に新人公演が復活することを願うばかりです。

 

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小川理事長の新春挨拶を考える

明けましておめでとうございます!

今年も細く書いていけたら…と思いますので、よろしくお願い致します。

 

毎年のことながらお仕事始めの早い劇団…

東西ともに公演が始まっているので、当たり前と言えばそうかもですが、元旦からあんな量のニュースを更新してくるとは…お疲れ様です。

 

さて、新春の恒例といえば鏡割りやタカラヅカニュースなどなどありますが、

やはり注目したいのは小川理事長の新春挨拶。

今年1年の展望や、今企業としてののトップが考えていることを直接聞ける数少ない機会であります。

小川理事長ってファンの皆様に批判されること多い気がするのですが、私はけっこう好きです。ちゃんと企業努力をしている感じがしますし、昨年はコロナで厳しい部分はあったとはいえ、チケットを売ろう・生徒に思いやりを持とうという部分が伝わってきています。

 

さて、そんな小川理事長の今年の新春挨拶。昨年に比べてザワザワする内容はありませんでしたね。

 

まず何よりも伝わったのは、望海風斗・真彩希帆・華優希・珠城りょう・美園さくらをはじめとする退団者をしっかり送り出したいということ。今年退団するはずだったトップコンビ2組、大変な状況の中引っ張ってくれたトップスター達を無事に送り出したいという所に最も重きを置いていると感じました。

また、トップになったばかりでお披露目公演が中止となった中でブレずに組を引っ張ってくれた柚香光・華優希・礼真琴・舞空瞳にも感謝を伝えた、と仰っていました。

 

宝塚がどれだけ卒業公演を大切にしているか、というのは、コロナ禍の中でも公演を半ば無理矢理再開した「眩耀の谷 / Ray」の大劇場千穐楽「ONCE UPON A TIME IN AMERICA」の東京千穐楽からも分かりました。

今年はこんな無理矢理な再開ではなく、無事に全公演全うできると良いと思います。その為にも、一観客として感染予防に努めないといけないと改めて思いました。

 

次にこの挨拶から伝わったのは、若手演出家の育成へ力を入れるということ。

「若い先生がどのように潤色するのか楽しみ」「この作品は新しい先生のデビュー作です」というようなニュアンスの発言が多く、いろんな先生にチャンスを与えながらヒットメーカーを生み出そうとしているのを感じました。

タカラジェンヌも、バウ→梅芸・東上→大劇場とステップアップしていきますが、先生方も同じなんですね。

 

たしかに言われて発表されている作品をみてみれば、大御所の先生方も演出に入っている作品はあるものの、メインのメンバーが少しずつ1990年代・2000年代デビューの先生方に移り変わってきています。

 

そして何より、1番嬉しかった期待できる発言は、春から生オケと新人公演を再開したいという発言。

雪組退団公演・ロミジュリを生オケで出来ない、新人公演が出来ないことが決定しているのは残念ですが、やはり明るいニュースとして嬉しいです!!!

 

舞台上に全員立たせることには言及しませんでしたが(そもそもサヨナラショー全員でリハとかするならもはや意味ないのでは…と思いながら)、若手のスター育成再開は絶対ということは事実でしょう。

たしかに若手を育てるという意味では、本公演で毎日モブをやるよりも新人公演で通し役をする方が育成直結なのかもしれません。それに、本公演毎日+新公のお稽古って相当な負担だったでしょうから、免疫力を保つためにも、良いかもしれません。

 

また別途、新人公演予想なんかもしたいと思います!

 

最後にもう1つ気になったことは、星風まどか異動は決められていたという事。

もちろんハッキリと言及していた訳ではありませんが、急遽決まった、コロナによって予定が変わったという口ぶりではありませんでしたので、この異動はだいぶ前からの決定事項だったんだなと思いました。

そもそもMSが発表された時点でタイトルが決まっておりましたので、そうかなとは思いましたが。

真風・潤のコンビに対して「大人の魅力で魅せてくれると思います」というコメントをしていたのに対し、彩風・朝月コンビには特にコメントがなかったのが象徴的です。には期待していないという事ではなく、真風・潤が組むことは予定内だったのかなーと思ったまでです。

 

そんなわけで、雪組トップコンビ・花組トップ娘役・月組トップコンビ・宙組トップ娘役が変わることが確定している時点で、激動となる2021年。

 

今年も楽しみです!!

 

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2020 観劇作品振り返り!

こんばんは

 

先週末に月組を観劇しまして、観劇収めとなりました。

 

例年やっている一言振り返り。昨年までは大劇場作品だけでしたが、今年は大劇場作品が少なかったこと、ライブ配信も合わせ別箱も結構観ることができたので、観劇した作品を振り返りたいと思います!

 

花組「DANCE OLYMPIA」

踊る踊る踊りまくる!キレの柚香・力強さの水美・しなやかな永久輝とダンス上手を堪能でき、フレッシュな公演でした。

 

宙組「El Japan / アクアビーテ」

今振り返っても酷かったエルハポン。もう映像で観直すことはないでしょう。今の宙組のカラーにぴったりの大人ショーは良かった。

 

月組「出島小宇宙戦争(配信)

ごめんなさい、映像で観ようと思ったらつまらなすぎて途中で挫折しました。

みんな頑張ってただけに残念な作品。

 

月組赤と黒(配信)

若く情熱的なたまさまに、良き幼馴染と2枚目という珍しく正統派な2パターンの男役を演じるれいこちゃんが観られる貴重な作品。

話が面白いかはさておき、珠城りょう・月城かなとを楽しむのにうってつけ。

 

雪組「ONCE UPON A TIME IN AMERICA」

超ラッキーなことに東京で生で観劇できた奇跡。望海体制雪組集大成。映像を見返しても完成度が高すぎる。少年〜壮年まで主要キャストの芝居が素晴らしく、2020見応えナンバーワン作品。

 

宙組「FLYING SAPA」

きっとここまで創り上げるまで、すっっっごく大変だったんだろうな…と感動。上田久美子先生が天才。もはや主演だったのでは?というくらい記憶がほぼ夢白あやの怪演。

 

星組「眩耀の谷 / Ray」

久々の生観劇に感動。眩耀はなんていうかMESSIAHの二番煎じ感が…長髪外様ヒーローというのも阿弖流爲ぽいし…Rayは、礼真琴の礼真琴による礼真琴のためのショーって感じでした。

 

雪組「NOW ZOOM ME」(配信)

やっぱりバブルはいらなかった、もっと宝塚だけでよかったという気持ちは拭えない。だいきほが大劇場で「私が踊る時」を歌う という本来あり得なかった奇跡がみられてよかった。

今となっては凪様・カリ様にとっても餞別…

 

雪組「La Voile」(配信)

歌が上手いから、なにを歌っても絶品。真彩さんの可愛いところっみたいなトーク場面だけは、そうじゃないまあやが好きだったのにな感…。

 

花組はいからさんが通る

兎にも角にも柚香光がかっっっこいい!もうそれだけで観る価値あり。戦争や震災を乗り越える話が今の時代にも合い、今年のベスト作品を決めるとしたらこちら。

 

星組「エルアルコン-鷹- / Ray」(配信)

黒い礼真琴に白い愛月ひかる というキャラ設定を置いただけでもはや勝ちだったエルアルコン。

 

月組「WELCOME TO TAKARAZUKA / ピガール狂想曲」

歴代日本物ショーの中で最も良かったと思う。ウェルカムッで宝塚らしさを忘れない中で、松本悠里先生の素晴らしさがダイレクトに伝わる雪の場面、完璧なマスゲームの月、ウィットに富んだ花と構成が良い。ピガールはもう自由すぎて月組らしさ全開で最高。

 

こんな大変な世の中の2020年でしたが、配信も合わせ、12作もの新作を観られたこと感謝します。打ち切りや延期、座席半分などあったものの、無事に2人の新しいトップスターは華々しく就任し、延期のおかげでサヨナラをしなくて済んだ1年。来年はガラッと体制が変わります。人事的にはみなステップアップが楽しみでもありますが、だいもん・たまさまという長年みてきたスターがいなくなるのは寂しいです。

 

来年初観劇は、宙組「アナスタシア」もしくは花組「NICE WORK IF YOU CAN GET IT」から!

ずれてしまったせいで、宙東京・雪大劇場・花別箱(しかもフォーラム被り)と今年の初めと丸かぶりの始まり方ですね。

朝美絢はついに5年連続お正月公演です。笑

 

さて、来年も楽しむぞー!

みなさん良いお年を〜